■「おうちプロポーズ」企画の背景
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の拡大を受けた外出やイベントの自粛要請、在宅ワークの推奨などにより、自宅で楽しめるコンテンツ市場が盛り上がりを見せています。一方で、結婚式の延期やキャンセルも相次ぎ、プロポーズ専門店である当社としては、ホテルやレストランなどに行けないことで、その手前のプロポーズの計画が崩れてしまったという声に心を痛めておりました。

しかしながら、2011年の震災後に結婚する人が増えたという報道もあったように、有事の際にご自分たちのリレーションシップを真剣に考える方も多くいらっしゃいます。この状況下だからこそ大切な人に愛を伝えたい、というお客様のために、３万件のプロポーズをサポートしてきた当社の知見をいかし、力になれないかと考えました。

■“アットホーム婚”の流行にともなう「おうち派」の増加
現在の特殊な状況下に関わらず、実は昨今、自宅でおもてなしをするような“アットホーム婚”を好むカップルは増えています。それに付随してか、当社にお越しになるお客様の中からも、”プロポーズは自宅で”と「おうちプロポーズ」が大人気です。

「ゼクシィ結婚トレンド調査2018・2019 *1」によると、プロポーズの演出内容がこの1年間でも変化していることがわかりました。どんなプロポーズをしたかという質問への回答を、2018年と2019年で比較すると、「非日常的な場所で」51.3％→46.5%、「思い出の場所で」15.3%→14.3%と、特別な場所でプロポーズを行った人が減少傾向にあるのに対し、「特別な演出はなく言葉だけで」34.5%→39.3％、「写真などにメッセージを隠してプレゼント」2.0%→2.6%、「家族や友人と企画してサプライズ」1.4%→1.6%などと、アットホームな演出がトレンドになっていると考えられます。過去３万件以上のプロポーズ相談に乗ってきた当社代表・片山としても、この調査データに近い実感をもっています。

しかし課題として、「自宅だと手を抜いたと思われないか心配」「いつもと同じ空間で特別感が出せる自信がない」といった悩みを聞くこともありました。自宅でのプロポーズを成功させるためには、普段と違う演出やこだわりのギフトが欠かせません。

家で過ごす機会が増えたことも相まって、自宅でのプロポーズがブームとなる日も近いと予測されます。「おうちプロポーズ」が新しい時代のスタンダードとなれるよう、今回の演出プランとセットギフトで、パティスリーフラワーとして全力でサポートしてまいります。

*1 ゼクシィ結婚トレンド調査2018 https://souken.zexy.net/data/trend2018/XY_MT18_report_06shutoken.pdf
     ゼクシィ結婚トレンド調査2019 https://souken.zexy.net/data/trend2019/XY_MT19_report_06shutoken.pdf

■ パティスリーフラワー代表・片山結花のコメント
「皆さま、大変な時を過ごされていることと思います。しかし社会の状況を理由に、大切な人との時間が失われてしまうことほど、悲しいことはありません。一生に一度のプロポーズ、特別なものにしたいですよね。
実は、自宅だからこそできる演出はたくさんあるんです。たとえば、持ち帰るのが大変なほど大きな30本以上の「バラの花束」も、自宅なら気兼ねなく渡せますし、宅配の時間を仕込んでサプライズにすることも可能です。また、人気ギフトの「オルゴール」は、レストランなど公共の場では音を鳴らしづらいこともありますが、自宅ならそのまま音色を楽しんでいただけます。
このように工夫次第で、「おうちプロポーズ」でも思い出に残る大切なものにすることができます。ぜひ今回リリースしたセットギフトや演出プランを参考にしてみてください」

■ 「おうちプロポーズ」に最適なプロポーズセットギフト
デコレーションに慣れていない方でも、簡単に装飾していただけるセットをご用意いたしました。彼女の喜ぶ姿を想像しながら楽しんで飾り付けをしていただけます。