日本らしさを大切にしたこれからのコードバン長財布・TAVARATより誕生

日本らしさを大切にしたこれからのコードバン長財布・TAVARATより誕生

公式オンラインストア / https://www.tavarat.jp/fs/tavarat/wallet/Tps-080
楽天市場店 / https://item.rakuten.co.jp/tavarat/tps-080/
ヤフーショッピング店 / https://store.shopping.yahoo.co.jp/tavarat/tps-080.html

amazon店 / http://amzn.asia/d/9FNzTdW

■目指したのはよりスマートな長財布
TAVARATでは以前より小銭入れがついたオールインワンタイプのコードバン長財布を販売しておりました。好評を頂いておりますが、小銭入れの無いタイプのものが欲しいというお声を頂く中で、どんなものが良いか、スタッフで話し合い、そしてお客様のご意見を頂きながらその形を模索してきました。

■時代はキャッシュレスへ
数年前の日本はカードで溢れかえっていました。クレジットカード、会員証、IC乗車券、診察券・・・数えたりきりがないくらいのカードがあるなか、お財布もそれらがすべて収まるものが主流に。しかしその流れはここ数年でぐっと変化しています。これらのカードの多くがスマートフォンの中に集約され、持ち歩くカードの枚数は格段に減ってきています。カードのたくさん入る厚みのあるお財布よりも、最低限の枚数のカードを持ち運べる薄い財布が欲しい、そんな要望はここ数年で一気に増えてまいりました。だとすればカードだけが入れば良いのか。そんなお財布も増えてきましたが、日本には日本の形がございます。

■新札を折らずに持ち歩きたい

お客様からこんなお声を頂くことが増え、この日本独特の文化を大事にしながらキャッシュレス時代に合った財布を作っていきたいと思うようになりました。お客様の声を一つ一つ反映させながら出来上がったのがこの長財布です。

■マチを無くしスマートな形

マチ（札入れなどを作る際に、そのスペースを広くするためのアコーディオンのような仕切り）を無くすことで厚みを極限までに抑えました。しかしマチを無くしたのは厚みを抑えることが主目的ではありません。マチにお札が当たることで新札が折れてしまうことを解消することが一番の目的です。ただしマチが無いと取り出しにくいという欠点も。それを補うために、横幅、奥行きを見直しながら、取り出しやすさも損なわない形でマチを無くすことに成功しました。お札入れ（+フリーポケット）は左右にそれぞれ２つづつございます。

■カード収納は４枚
カードは必要最低限の４枚。それぞれのカードが干渉しないため、　カードの取り出しやすさは格別です。お客様とお話をする中で、支払いの多くをカードで済ますことが多いお客様にとってお会計の際に手間取ることなくカードを取り出すことがいかに重要かということを学び、それを形にするため左右２枚ずつ、それぞれが重ならないためにカードがスムーズに取り出せる形に仕上がっています。

■左右対称
お札もカードも左右対称にした理由。それは右側のお札を取る際にお財布を反転させたときにカード入れが下向きにならないようにと考えた配慮からです。ちょっとした形の違いで使い勝手は大きく違います。このお財布の使い方であれば、カードが内に向いた左右対称の形がきっと使いやすい、そう考えています。

■国産水染めコードバン
使用する革は国産の水染めコードバン。キングオブレザーとよばれるその革は独特な光沢、手触り、ハリ、コシがあり高級感のある素材感が人気。馬のお尻の決まった部位からしか採れないコードバンは原皮も少なく、かつ使用できる部位が少なく、そして製造できるタンナー（皮革製造業）も限れることからその希少価値は年々高まってきています。その限られた素材を質感を損ねることなく丁寧に染料で染め上げた水染めコードバンを表地と、裏地の一部に使用。表地の均一間のある表情と、裏地のキャメルとのコントラストは「格好良い」その一言に尽きます。